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PHPを始めよう!

演算子を使って計算や値の比較してみよう

演算子とは、足し算や掛け算、値の比較などを行う際に指定する記号のことです。難しそうに聞こえるかもしれませんが、書き方さえ理解できれば小学生の算数程度のものでもあります。
PHPで使う演算子には、代数演算子代入演算子結合演算子比較演算子加算子・減算子論理演算子エラー制御演算子実行演算子、といったたくさんの種類があります。

■代数演算子
これは、加算、減算、乗算、除算を行う記号で、小学生の算数と同じ要領で使用します。 単純な加算のスクリプトを書いてみましょう。このサンプルでは、100+200の結果である300が出力されます。
・ソース
その他の代数演算子は以下の通りになります。
サンプル 意味
$a + $b $aと$bを足したもの
$a - $b $aから$bを引いたもの
$a * $b $aと$bをかけたもの
$a / $b $aを$bで割ったもの
$a % $b $aを$bで割った余り
■代入演算子
代入しながら足し算や掛け算を行ってしまう記号です。代数演算子で書いているものを省略化することが可能です。

たとえば代数演算子でこのように書くものを、
$a = $a + 5;
代入演算子では、
$a += 5;
と書き換えることができます。
演算子 例と同じ意味の代数演算
+= $a += 10 $a = $a + 10
-= $a -= 10 $a = $a - 10
/= $a /= 10 $a = $a / 10
*= $a *= 10 $a = $a * 10
%= $a %= 10 $a = $a % 10
.= $a .= "あいうえお" $a = $a . "あいうえお"


■結合演算子
文字列を繋げる時に使います。繋げたい文字の間にドット「.」を挟みます。
下の例は、「あいうえおかきくけこ」と出力されます。
・ソース
また、このような使い方もできます。
これも同じく「あいうえおかきくけこ」と出力されます。
・ソース
■比較演算子
2つの値を比較する時に使います。数学用語で言えば、「等号・不等号」のことです。 1つ注意点がありますが、「=」では代入を意味してしまいます。イコールという意味合いで使うのあれば、「==」と2つ続けて表記します。
・ソース
結果
$a == $b $a が $b に等しい時にTRUE
$a === $b $a が $b に等しく同じ型でである場合にTRUE。(PHP4のみ)
$a != $b $a が $b に等しくない場合にTRUE
$a <> $b $aが$bに等しくない場合にTRUE
$a !== $b $a が $b と等しくないか、同じ型でない場合にTRUE。(PHP4のみ)
$a < $b $a が $b より少ない時にTRUE
$a > $b $a が $b より多い時にTRUE
$a <= $b $a が $b より少ないか等しい時にTRUE
$a >= $b $a が $b より多いか等しい時にTRUE


■加算子・減算子
ある変数に1を加えたり、1を引いたりしたい時に省略して書く書き方です。 先述した代数演算子では、変数に1を加えるときに、
$a = $a + 1;
と書きますが、加算子を使えば、
$a++;
もしくは、
++$a;
と書くだけで済みます。 減算に関しては、代数演算子では、
$b = $b - 1;
と書きますが、減算子を使うことによって、
$b--;
もしくは
--$b;
と書くことができます。
$a++++$aの違い
この2つをほぼ同じようなものとして説明しましたが、実際は若干意味が異なります。「++」という記号がついている場所が示しているように、先に足すか後に足すかという違いがあります。
たとえば、
$a = 1;
echo $a++;
では、1が出力されますが、
$a = 1; echo ++$a;
では、2が出力されます。

ここで、お気づき方もいらっしゃるかもしれませんが、
$a = 1;
$a++;
echo $a;
$a = 1
++$a;
echo $a;
は、同じ結果が得られます。先程の前例では、文字出力する際に加算を行っていますが、この場合は文字出力をする際には、すでにどちらのパターンも加算が完了しています。

減算も同様に、
$a = 1;
echo $a--;
では1が出力され、
$a = 1;
echo --$a;
では、0が出力されます。

■論理演算子
右辺と左辺を比較してその結果を返します。つまり、それらの条件式の両方が成り立っているとか、片方だけが成り立っているとか、どちらも成り立っていないなどの結果を知ることができます。
これは、この後に説明するif文などと組み合わせて使うことが多く、その時に覚えた方が効率が良いと思います。
ここでは、一覧表だけ載せておきます。
$a and $b $aと$bが両方ともTRUEの場合にTRUE (論理積)
$a or $b $aか$bのどちらかがTRUEの場合にTRUE (論理和)
$a xor $b $aか$bのどちらかがTRUEで、両方ともTRUEではない場合にTRUE (排他的論理和)
! $a $aがTRUEではない場合 TRUE (否定)
$a && $b $aと$bが両方ともTRUEの場合にTRUE (論理積)
$a || $b $aまたは$bのどちらかがTRUEの場合にTRUE(論理和)


■エラー制御演算子
これまでPHPを書いている間に、何度からエラーメッセージに遭遇したかと思います。もちろん、エラーが出なくなるまで書きなおしたのではないでしょうか。
直せるものならすぐ直せるわけですが、自分が知らない間に、エラーが出ることもあります。
たとえば、データベースが落ちているのにPHPからデータベースを読みにいってしまった時、そもそも存在しないファイルを読みにいってしまった時・・・、そんなことがあるかも知れません。
そのような場合を回避する場合は、エラーが起こる可能性のある関数の前に「@」を付けます。

下のfile関数は、ファイル全体を読みこむための関数ですが、もし、ここでhogehoge.txtが見つからなくても、エラー表示が出てこなくなります。
あまり、格好悪い姿を人に知られたくない時に使う演算子と言えるでしょう。
・ソース


■実行演算子
UNIX系に触れたことがある方ぐらいにしか、あまり縁がないかもしれませんが、実行演算子はシェルスクリプトを実行し、その出力を返すための演算子です。シェルスクリプトはバッククォートの間に記述します。
・ソース


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